YAMADA TAISHI’s diary

ゲームについてとか私の日記とか。このブログのあらゆるコードは好きにどうぞ。利用規約があるものは記事内のGitHubのRepositoryのリンクで貼られていると思うので、そちらを参照ください。

行動が起こせないをなおす

こんにちは、やまだたいし( やまだ たいし@ソシャゲプログラマ (@OrotiYamatano) | Twitter )です。
フットワークが軽いときもあるけれど、どうにも行動をおこせないことが多いことに最近悩んでいるので解決方法を模索した結果を書いていきます。

目次


なぜ?行動が起こせないのか

ゲームをやるかやらないか


あなたはゲームをやったことがあるでしょうか?
ゲームの中でも嫌いじゃないけど、中々やる気にならないゲームが存在します。
なぜでしょうか?
それは、簡単に言うと「ゲームの操作の面倒さ」<「得られるもの」の図が崩れているからだと私は考えます。
ゲームの中で、「敵を倒し経験値をもらう」、もしくは「敵を倒すことでスコアが貯まる効率が悪い」場合、プレイヤーは敵と戦うことが億劫になる人がいます。

ドラクエで言うところのメタルスライムが頻繁に出てきた場合、対して経験値をもらえない強敵と戦う意味があるのか?
経験値をゲームの楽しみの一つにしている場合、戦う意味はないです。しかし、戦うことで「敵の多彩な攻撃をみたいと感じるプレイヤー」や「敵を倒すこと自体に魅力を感じているプレイヤー」は戦う意義があると感じます。

人によってやるモチベーションが変わってくるわけです。
ゲームの操作<得られるもの と感じた場合のみ始めてゲームを続けていくことが出来ます。

特に娯楽商品のゲームは、やること自体が人の自由です。ゲームをやるかやらないかという判断の違いは人によって顕著に出ます。
「ストーリーが好きだからやる」、「テキストが多くゲームらしいゲームができないからやらない」人によって価値観はそれぞれです。

行動が出来ない理由


先程ゲームをやらない理由を解説しました。
それと同じく、やらなければいけないことも「対象をやることの面倒さ」と「得られるもの」どちらが大きいか個人の主観で大きく変わってしまいます。
例えば極端な例で言えば「猿のモノマネをすれば命が救われる場合」誰もが猿のモノマネをするでしょう。
しかし、「何の利益もないのに猿のモノマネをしろ」と言われてする人は「目の前の人を楽しませることが好き」で「おかしく見られることに抵抗があまりない人」だけでしょう。
大抵の人がやらないと思われます。

やるメリットが明らかに小さい場合はわかります。
しかしながら、勉強や仕事、何かの締め切りを守ることは得られるものが大きいにも関わらず、先延ばしにしてしまします。
ソレはなぜか。単純です。やらないことへの誘惑に対して得られるものが少ないと思ってしまっているからです。
時々、眠く寝たいけどやるのは億劫に感じている場合、部屋の掃除を初めてしまうことは無いでしょうか?もしくは何も出来ずにぼーっとしてしまう。
これはチャンスです。
精神的には疲れる状態ですが、本当に誘惑に負けてしまっているのなら、その誘惑の「寝ること」を実行してしまいます。
+にも-にもならない行動をしているときは「対象をやることの面倒さ」と「得られるもの」が釣り合って水平になっているときです。
やることへの面倒さを取り除く、得られるものが大きいものだと自覚するなどの方法で行動が出来ない状態を打破することが出来ます。

行動が起こせない時の対処法


これに関してはいくつか対処法があります。
ここで注意してほしいのが「対象をやることの面倒さ」と「得られるもの」が水平になっている時に効果が大きいものを選んだので、誘惑に負けてる時は効果があるかは私には分からないです。

対処1)

目をつむって30秒片足立ちをする。
目をつむって30秒片足立ちをするだけで「めんどくさい」という考えることを辞めさせるという方法です。
(つまり体幹が良すぎる人は効果がない?)
なんでも「めんどくさい」と考えてしまうのは「めんどくさい」と考える脳の空き領域があるから「めんどくさい」と考えてしまうらしいです。
本当に効果があるのか知らないです。

対処2)

本当にやるべきことだと自分に言い聞かせる。
目標を紙に書いた上で机の前など目の見える所に貼ると良いらしいです。
この時、重要なのは実際にその目標を達成した暁に何を得るのか具体的に考えることです。
「自分が目標にしている人ならどうするか?」などを想像するのも良いらしいです。
人はゴールもないのに目標に向かって走ることは出来ません。後、時間制限を設けるのもいいでしょう。
※目標は人には言いわないこと→言ったことで満足感を得てやめてしまうらしいです。

対処3)

やるべきことを細切れにする。ブレークダウンする。
やるべきことを大きく捉えすぎているのが原因だったりします。
10~30分ほどで終わる小さいタスクにすると良いらしいです。
たとえばレポートや作文をやる人が文章をTwitterで書くことで早く書き上げることができるらしいです。「後、ツイート○回分だな」などとゴールが考えられるの為、早く書き上がるのだとか。
※詳細すぎる計画をたてないこと→詳細に計画をたてるだけで満足してしまったり、計画からズレただけでヤル気をなくしてしまうらしいです。(後単純に優先順位を考えるのは疲れる)

対処4)

少しだけやる。
コレは対処1)の強化版です。理屈はほぼ同じらしいです。
時間を区切って10分ほどやってみましょう。
スタートダッシュを決めるように素早くやると、より効果的らしいです。

対処5)

習慣化する。
これが出来たら、こんな記事読んでないと思いますが、日をあけてやるよりも毎日やるほうが継続率が高いらしいです。
ソーシャルゲームの連続ログインボーナスも、このためなのかな?
対処4)と組み合わせて何があっても毎日同じ時間に10分だけやるようにすると少しずつ長くやれるようになるらしいです。

対処6)

その行為自体を目的化する。好きになる。
これが出来たら最強です。
対処2)では自分の目標を書くことを明確にしましたが、「本当に自分がやりたいことなのか?」とか「そこまで頑張って達成する目標なのか?」とか考えてしまうようになると一気にやる気がなくなります。
しかし、行為自体が「自分が好きだからやる」という風にやること自体が目的になった場合、やらない理由を探すほうが難しいです。好きなのだから誰もかないません。

本当にやるべきことなのか


上記は明らかにやるべきことでソレに対して取り組む方法についてでした。
しかしながら、貴方がやろうとしていることは本当にやるべきことなのでしょうか?
たとえば、貴方がとある英語で書かれた本を読むために何をすればいいでしょうか?
英語を勉強することでしょうか?確かに英語に詳しくなれば読めるようになるとは思いますが何年かかってしまうのでしょうか。
貴方は本を読みたいのであって、英語を勉強したいわけじゃないと思います。
本の中身を知りたいのなら日本語訳された本が無いかを調べればいいし、無かったとしてもPDF版を買ってGoogle翻訳で翻訳してやれば大体の内容が把握できます。
貴方の目標は本の内容を知ることなのですから……。

「英語を学ぶ」という具体性のない目標は漠然としすぎていて難しいと思います。
それこそ「本当に自分がやりたいことなのか?」と思うようになると思います。
日本語だって誤用して使っているのにも関わらず英語を誤用なく使うのは難しいです。
問題は「英語を使って何がしたいか」です。「専門書がスラスラと読めるようになりたい」のなら専門書で頻繁に使われる単語から勉強して行けばいいと思います。
日本語だって単語がわかれば文法の順番が分からずともだいたい何を言っているか、わかります。(英語の場合、順番によって伝わらなくなる場合もあるようですが)
英語だって片言で単語さえ言えるようになれば、伝わるようにはなるはずです。

試験勉強でも同じです。
もちろん勉強自体に楽しみを覚えることで勉強が苦にならないよう状態が一番良いですが、試験勉強をする上で必要なのは合格点に達することです。
資格勉強をするときは理解することより合格することを第一に考えるべきです。
もちろん内容を理解することは素晴らしいことですが試験範囲外の勉強をしても「合格」という目標に対しては効率が悪いです。
試験範囲をちゃんと見たことがあるでしょうか?例年の出題傾向はどうでしょうか?実際に過去問を説いてみて解けない所はあるでしょうか?

私はいくつか資格取得をしていますが、出題傾向を調べたり実際に問題を解くことを疎かにしている人が少なからずいます。
実際に問題を作る機関はあまり変わりません。問題を作る側になるとわかるのですが、過去から大きく逸脱した問題を作るのには勇気と知恵がいります。
また、労力も必要なため言葉回しや意地悪な問題の傾向は同じような内容になります。
過去問が理解できなければ、貴方が挑むべき実際の試験問題も解けないはずです。
試験が近づいてきたら教科書や参考書をなぞるのをやめ過去問を大量にときましょう。
過去問をやるコツは解ける類似問題を3回以上解かないことです。ほぼ無価値なので解けない問題だけ取り組むようにしましょう。
学校などでは出来ない人にあわせて貴方が解ける問題も学習時間に当てることがあると思われますが、自分で勉強するときは必要ありません。
だって、貴方は解けるのだから。 教科書や参考書は分からないところが出てきた時に参照するだけで良いです。
試験において出来ていないところを埋めるのが効率的です。
たまに通して勉強して解けていないところが増えているようなら、そこを再び重点的に勉強すると良いです。

目的と手段を間違えてはいけません。
時間は有限です。やるべきことだけやりましょう。

やりたいことがない、ただただ寝ていたい


危険信号です。
貴方にも昔は趣味があったはずです。
ただ寝ていたいと思うときは疲れきっています。
体を動かしてリフレッシュしようなどと考えずに、じっとすべきです。
癒えるのに何年もかかるかもしれません。
癒えてきて少し動いても良いかもなって思えてきたら、慎重に好きなことを少しだけしましょう。
何かおやつを買うためにコンビニへ行くなどでもいいです。
小さいことからやりたいことを見つけていきましょう。
「どうしてもやりたいことが無い」かつ「貴方が甘い物好き」なら、バケツプリンを作ってみましょう。
きっと楽しいです。

まとめ


以上です。皆の役にたてば幸いです。
耳が痛くなるようなことをまとめましたが、かくいう私も、正直言って私もやらなければいけないことがあるのに関わらず逃げ出して、この記事を書いてしまっています。
今後やる気が無くなった時に再び「やらなきゃいけないことへのモチベーションを高くするにはどうすればいいのか?」を調べることが無いように今回自分用にまとめました。
まとまっていれば再度本を大量に読んでどうしたら良いのかと悩むこともなくなるはずです。
ここを読めば良いのだから……。
因みに上に書いてある対処法は様々な本に載っています。例えばゲームのモチベーションの話は「I.Sさん」に載っているし、目をつむって30秒片足立ちする話なんかは別のWEBページに載ってます。
他のことについても自分が何かで読んだものが殆どなので、試験問題への取り組み方以外は調べれば出てくると思います。
私のように毎回「モチベーションを上がる方法」をグーグル検索する第2、第3の私が生まれないことを切に願います。
読んでくれてありがとうございました。