こんにちは、やまだたいし( やまだ たいし (@OrotiYamatano) / Twitter )です。
今回はMeshSyncツールの備忘録です。
短い記事になってしまったので、ずっと公開していないでアーカイブしていたのですが、勿体ないかなぁと思い公開しました。
目次
MeshSync?
MeshSyncとはUnity公式が作っているMayaやBlenderなどDCCツールとUnityを連携させる機能です!
UnityとDCCツールでモデルを同期する MeshSync プラグインの新バージョンをリリースしました。
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) 2019年9月3日
・Blender 2.8をサポートしました
・3ds Maxのサポートを大きく強化しました
・頂点キャッシュ機能を追加しました。Alembic に似た、より高速な頂点アニメーションを実現しますhttps://t.co/casMaBDiXN pic.twitter.com/SIWSQoyV71
これを使うことによって毎回モデルをインポートしなおす必要がなくUnity上で動作確認が出来ます。
VRChatterも嬉しいね!
しかも、日本語の説明もある。
環境
Blender3.0.0
URP環境
Unity側のプラグインは0.12.6-previewを利用
(0.12.0ではなくて0.12.6を使う理由としてはURP対応してるため)
github.com
docs.unity3d.com
Blender側は0.12.0-preview
github.com
(0.16.2でも挙動確認済み)
Unityバージョンは2021.2.17f
(2021.3.15でも確認済み)
Windows 10
(Windows 11でも確認済み)
Unity側のインストール
Window>Package Manager
- ボタンをクリック、Add package from git URL…
com.unity.meshsync@0.12.6-preview
と記入(com.unity.meshsyncと入力すれば最新版取得できる)
インストールされたか確認
ダウンロードされたら更新マークをクリックして、
InProjectで絞り込んで、検索ウィンドウにMeshなどと入れ
候補に表示されていたらインストールされている。
Blender側のインストール
Unity側でインストールしたら、Unity側のプラグインと一緒にUnityのプロジェクトフォルダにBlenderのプラグインもダウンロードされています。(多分)
Unityのプロジェクトフォルダ\Library\PackageCache\com.unity.meshsync.dcc-plugins@0.12.0-preview\Editor\Plugins~\UnityMeshSync_Blender_Windows.zip
(バージョンはインストールしたものを使ってください)
(最近Pythonファイルに変わったっぽいけど手順は一緒のはず……知らんけど)
無理だったら、別途コチラからzipインストール。
github.com
UnityMeshSync_Blender_Windows.zipを解凍しておきます。
アドオンインストールをしていきます。
編集→プリファレンス
アドオン、インストール
そして先程解凍した、UnityMeshSync_Blender_Windowsフォルダ配下の該当Blenderバージョンのzipを選択。
今回はBlendr3.0がないので、一旦前バージョンのもの、blender-3.0.1を選択しておきます。
(ちゃんと動かなかったらBlender側のバージョンを上げたほうが良いかも?ちなみに2.93.7は動きませんでした)
チェックを入れて有効化
使い方
UnityのGameObjectメニューから、MeshSync> Create Serverを選択して、サーバーオブジェクトを作成。
(なかったらUnity開き直す、ダウンロードバージョンの見直しなどを行ってください)
MeshSyncServerがつくられたらシーンを実行。
同じPC上でBlenderを開き、同期したいメッシュを持つプロジェクトを開きます。
[アクティブツールとワークスペースの設定]タブの[MeshSync]パネルにある[AutoSync]ボタンをクリック
シーン上にメッシュが生成されれば成功です。
↓日本語で各パラメータの説明を見たい人はコチラ
まとめ
Unity上でのアニメーションをさせる場合Unityのアセットでアニメーションさせるツールも有るが、やはりBlenderなどのDCCツールには使い勝手が及ばない部分も非常に多い。
かといって、Unity上でちゃんと上手く動くかインポート作業を何度もするのも問題です。
そういったときにこのMeshSyncはを作るときに便利そうだなーと思いました。マル