YAMADA TAISHI’s diary

ゲームについてとか私の日記とか。このブログのあらゆるコードは好きにどうぞ。利用規約があるものは記事内のGitHubのRepositoryのリンクで貼られていると思うので、そちらを参照ください。

【勉強会】「Gotanda.unity #11」に行ってきました

こんにちは、やまだ たいしです。

UnityのLT大会を行っている「Gotanda.unity」の11回目に行ってきました!

今回は、その概要と感想です。

イベントページ meetup.unity3d.jp


目次


概要

コンセプトとして
・企業や個人が持っているUnityノウハウを共有する場として機能する
・企業や個人のプレゼンス(業界における価値や存在感)を向上する機会として機能する
・Unityクリエイター同士の交流の場として機能する
としており、LTをしたいという方は初心者優先させてくれるようなので
初心者にも優しいイベントとなっているようです。

私は今回初参加!どんな内容が聞けるのか楽しみに行きました。
勉強会の内容については動画(2019/03/28:まだ上がっていない?)やスライド資料が上がっているため、ここでは感じたままの感想をメインに書いていこうと思います。


Gotanda.unityの動画プレイリスト

(会場提供している会社さんでyoutubeにあげていることもあるようなので全部は無いです) www.youtube.com


LT


1 会場/ドリコム枠 : AROW の紹介 〜概要編〜 / Hiroi Junki

広井淳貴さんによる「AROW の紹介 〜概要編〜」です。
ドリコムで作っているAROWという3Dマップデータを生成しゲームとして使えるマップを提供するSDKの紹介でした。

LTの途中ツイッターでAROWSって間違って書き込んだり、最初ゲームなのかと勘違いしてました。勘違いして申し訳ない。
同じようなServiceとしてはGoogleMapが提供する「Google Maps Platform 」ですが、日本で作っているのでサポートもと合わせやすそうだなと漠然と思いました。
途中POIデータをつかった機能などを見たときゲームではなく、ゲームとマップサービスを組み合わせたようなもの観光地巡りをしながら、特定の場所を探すとかのServiceが面白く作れそうだなと思いました。

www.slideshare.net


2 会場/ドリコム枠 : AROW の紹介 〜実践編〜 「位置情報を用いたモバイルゲーム開発が気軽に作れる3Dリアルマップサービス「AROW」について(実践編)」 / じぬ: @reximology

じぬ (@reximology) | Twitterさんによる「位置情報を用いたモバイルゲーム開発が気軽に作れる3Dリアルマップサービス「AROW」について(実践編)」です。
広井淳貴さんの話してくれたAROWについてさらに細かく教えてくださいました。
土地はないけど地主さんってすごくキャッチーで良いなぁって思いました。

AROWは話を聞いていて驚いたのはメッシュを動的作成していたり、マテリアルマッピングをしてみたりと独自の工夫が見られたところです。
高低差のヒートマップも出てきたり、なんというか技術の強さ?プログラムにおける機転のきかせ方?、とでも言えば良いんでしょうか、
こういうことが出来る技術者は強いよなぁって思いました。

www.slideshare.net

結構安そうなので使ってみるのもありかも知れません。 arow.world


3 VR展示しくじり先生 / tsukumaru

寿司好きの下剋上 (@maruju_fav) | Twitterさんによる「VR展示しくじり先生」です。
VRで失敗したことを中心に反省点を語ってくださいました。

私はVRに興味があったので、どんな内容か期待しながら聞きました。
爆買いするアプリということでしたが、どうやって、やればいいかわからないと言われたり、途中で諦められちゃったりしたそうです。
つらい!
確かにコレまでないプラットフォームであるVRを遊んでもらうのは敷居が高く難しそう!

移動せずに叩くだけとかかなり簡略化すれば良いかもなって個人的に思いました。
もしくは、現実に近づけたUIにした方が良いかも知れないと考えさせられるLTでした。

次に繋がるよい失敗だと思いました。

speakerdeck.com


4 東京クロノスのサウンドの話 part.1 / ookumaneko

オークマネコ (@ookumaneko_XD) | Twitterさんによる「サウンドナンモワカラン人がサウンド実装した話 part.1」です。
VRゲーム、東京クロノスのBGMまわりのお話です。
part.1ってことは今後part.2、part.3……とかあるんでしょうかね?

BGMをパーツ化したり、ランダムでループしたりなるほどな!って思わせる工夫がいっぱいでした。すごい!
ADXとかは使わないのかな?ってうっすら思っていたら、最後にミドルウェア使おうぜ!って言ってて、ちょい笑いました。
サウンド周りは、どの人に聞いてもミドルウェア使っていると聞くのでこだわるなら多少お金払ってミドルウェア買ったほうが良さそうです。
WWiseは初めて聞いたので今度調べてみようと思います。

www.slideshare.net


5 とある私事の製作覚書(メイキングハウトゥー) / hayu gub (初)

hayu (@hayu_dev) | Twitterさんによる「とある私事の製作覚書」です。
非エンジニアでも簡単にゲームをつくれる方法についてでした。

私はエンジニアなので、こんなふうにアセットを駆使しながら作るのはすごいなって思いました。工夫が光る!
後、3D素材をタイルマップとして出力するのは、ない考えだったので、なるほどなと感心しました。
途中コード書かずに、ここまでやるほうが凄いよって思いもしましたが、やって見る価値もあるのかなと思いました。
途中のツールの説明も良かったです。

docs.google.com


6 Unity で HDR 出力をしたい (したかった) / TAN-Y (初)

TAN-Y(たに) (@TANY_FMPMD) | Twitterさんによる「Unity で HDR 出力をしたい (したかった) 」です。
タイトルの通り、SDRではなくHDRで出力しようという試みの話です。

私はここらへんの知識全く無いので、詳しくは語りませんが、無いものをつくろうというそういった精神は素晴らしいと思います。
その姿勢を見習いたいです。

docs.google.com


7 GGJ2019でゲームリリースしてきたから聞いてくれ! / enpel

定期的に鍵を無くし太郎@えんちゃん (@enpel) | Twitterさんによる「GGJ2019でゲームリリースしてきたから聞いてくれ!」です。
タイトル通り、グローバルゲームジャムでストアにゲームリリースまでした話でした。

話を聞いているとゲームジャムに、とても慣れているように感じました。
48時間でリリースまでって凄い~、私ならここまで上手にできない!
小学生みたいな感想になってしまいましたが、良かったと思います。

技術書典ではこのことについての本を出されるそうです。
私買いに行きます。
docs.google.com


8 SmartRig Bipedを使ってみよう / sotanmochi

sotan (@sotanmochi) | Twitter さんによる「SmartRig Bipedを使ってみよう」です。
キャラクターの歩行アニメーションを生成するSmartRig Bipedの紹介でした。

存在は知っていたんですが$60ということで買わないなぁって私は無視していたSmartRig Biped。
実際のとこどうなの?って思ってました。
LTを聞いていると細やかな値の設定が出来るようで、弄り倒したくなるような感じでした。
しかも、かなりなめらか。
LTを見ていて$60?安いのでは?って思わせてくれる良いプレゼンでした。
LTを見て買ってる方もいたので、プレゼン力すごかったのではないかと思います。

speakerdeck.com


まとめとか

今回初参加のGotanda.unityでした。
11回も開催しているのにもかかわらず、今回参加者の約3分の2が始めてきた人でした。11回もやっていると何度も参加した方が大半を締めそうですがこれだけ初参加者がいるのはすごいですね。

Gotanda.Unityでの初LTの方も居たようですがLTが初心者なだけで話してる内容すごく濃い方が多くて初心者詐欺だ!って思ったりしてました。
初心者優先でLTをさせてくれるようなので、LTを少し大きな場でしてみたいUnityを扱っている方はLTを勇気を持ってしてみても良いのかも知れません。(私はまだ勇気が足りない)
良い勉強会でした。